BOTANIST Journal 植物と共に生きる。

BOTANIST journal

SUSTAINABLE 11

よりシンプルに、サスティナブルに。BOTANISTが踏み出した一歩

今春、ブランド創設以降初めてのフルリニューアルを果たしたBOTANIST。「一歩踏み出す、自然と変わる。」というテーマを掲げ、よりサスティナブルなブランドへと歩みを進めました。その新たな一歩を、ブランドマネージャーの小林がご紹介します。

植物と共に生きるブランドとして
大切にしてきた、植物を活かし守ること

2015年のブランド誕生と共に、ビューティー市場に「ボタニカル」という新しいカテゴリを創出したBOTANIST。ヘアケア・ボディーケア・スキンケア商品を通して、植物と共に生きる「ボタニカルライフスタイル」をご提案しています。

植物は自ら生き抜く力と美しさを持ち、この世界にさまざまな恵みを与えてくれる存在です。私たちはそんな植物を敬い、日々感謝をしながらそこに眠る力を探り、引き出し、各アイテムへと展開。植物の持つ力を実感できる、最高の製品づくりを追求しています。

一方で、植物の保全活動にも注力。植物と人がいつまでも共に生きられるような地球環境の持続を目指しています。例えば、セット箱や販促物では、FSC認証紙などの環境に配慮した紙を使用。シーズンオフになった商品などはアウトレット店舗にて特別価格で販売することで、廃棄ロスの無いよう努めています。また、コロナ禍の2020年夏には「SAVE THE FLOWERS」と題したキャンペーンを実施。フラワーロス削減につながる取り組みを行いました。

もっと力強く、もっと優しく
植物と人へのより良い効果を求めて

世界はいま、地球温暖化、森林破壊、プラスチックごみの増大といった多くの環境問題を抱えています。最近話題のSDGs(持続可能な開発目標)の中にも「気候変動に具体的な対策を」という目標があり、温室効果ガスの排出を原因とする地球温暖化現象が招く、気候変動の影響を軽減することが課題とされています。

こうした課題に対し、BOTANISTも自分たちに何ができるのかを検討。その結果、改めてブランドミッションに立ち返り、これまで培った植物への深い知識と技術をもとに「植物の力をより実感できる商品をお届けしたい」「植物の保全と持続可能な地球環境のサポートにより一層尽力したい」という想いが膨らみました。

そして2021年春、BOTANISTは初のフルリニューアルを実施。装いも中身も一新しました。これまで大切にしてきた植物の力を活かした商品開発をさらに追求すると共に、よりシンプルに、ミニマルに。時代を先行くよりサスティナブルなブラントへと、新たな一歩を踏み出したのです。

まず、BOTANISTのスタンダードラインである「ボタニカルシャンプー・トリートメント」のボトルを変更。全てプラスチック容器からバイオマス容器へと切り替えました。また、ボトルデザインに丸みを出したのもポイント。詰め替えの際に洗いやすい形状となり、より清潔に、繰り返し長く使い続けられるようになりました。

加えて、森林保全団体 more treesと協働し、北海道美幌町にて「BOTANISTの森」づくりをスタート。伐採跡地に複数樹種を植林することで、多様性のある森を再生する活動を進めています。今後は「ボタニカルシャンプー・トリートメント」に採用しているキー成分「ホワイトバーチ(白樺)ウォーター」を採取すべく、白樺の木も植林する予定。ユーザーの皆様にも、BOTANIST製品を購入することでこの植林支援に参加しているという実感を持っていただけると嬉しいです。

進化したBOTANISTと共に
一歩踏み出すアクションを

BOTANISTは植物と共に歩み、その恩恵を受けてきたブランドです。だからこそ、これからも植物と人がどちらも長く、豊かに共存できるよう、森林保護活動や商品のパッケージ・ラベルの環境対応、生態系を壊さない植物採取など、さまざまなアクションを継続、発展させていきます。

ユーザーの皆様もぜひ、BOTANISTと一緒にサスティナブルな取り組みを実践してみませんか? 例えば、スーパーやコンビニでの買い物の際、不要な包装やスプーン、ストローを断ったり、できるだけその地域で生産されたものを選ぶ地産地消を意識したり、なるべく使い捨てず、繰り返し使える商品を選んだり。

「サスティナブルな行動を!」と言われると大げさに聞こえ、難しく負担に感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。一人ひとりが日々の生活の中で身近にできることを積み上げていくことが、やがて大きな力になると信じています。

これからも「一歩踏み出す、自然と変わる。」という想いを胸に。一人ひとりの小さなアクションが、サスティナブルな未来、植物と共に生きる未来につながることを信じて、共に歩んでいただけることを願っています。