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SKINCARE 03

肌は保湿が大事!スキンケアや生活の中でできる乾燥肌対策

肌が乾燥しているとメイクのりも悪くなり見た目が気になるだけでなく、肌が荒れたり赤くなったりと日常生活に影響が出てしまうこともありますよね。肌が乾燥していると、心なしか気分まで下がってしまうことも。今回は乾燥肌の原因から正しい対策方法などをご紹介していきます。

肌が乾燥するのはなぜ?

自分では保湿しているつもりでも肌が乾燥してしまうことがあります。とくに湿度が低下する秋から冬にかけては乾燥肌に悩む方が多いです。乾燥肌とはもちろん肌の水分量が低下している状態なのですが、なぜそもそも肌の水分量が減ってしまうのでしょうか。 肌が乾燥する代表的な理由として以下のものが挙げられます。



  • バリア機能の低下
  • クーラーやエアコンの使用
  • 間違ったスキンケア
  • 肌のターンオーバーが乱れている
  • 水分保持能力の低下

私たちの肌は、外部の刺激から肌を守るためにバリア機能というものが働いています。肌のもっとも上層部にある角質層が肌を守ってくれているのです。ターンオーバーが乱れたり、冷暖房や紫外線によるダメージを繰り返し受けたりしているとバリア機能が低下し、肌の水分が外へと逃げ出しやすくなってしまうのです。 年齢によってお肌に保っておける水分量や皮脂の分泌量が低下してしまうのも原因となります。20代をピークに肌の水分量が減少してしまうことは有名です。子供のお肌がもっちりしているのは水分量がしっかりあるからです。また角質層まで潤いが届かない間違ったスキンケアでも乾燥肌は進んでしまいます。

乾燥肌は正しいスキンケアで保湿対策を!

乾燥肌が気になるなら、スキンケアが欠かせません。しかし間違ったスキンケアを行ってもなかなかお肌の水分量は増えないため、正しい方法で行う必要があります。

スキンケアのタイミング

多くの方がスキンケアをするタイミングは入浴後でしょう。汚れを落としてサッパリした状態はまさにスキンケアを行うベストタイミングです。ただしお風呂から上がって時間が経つと、お肌はどんどん乾燥してしまいます。 入浴後は入浴前と比べるとお肌の水分量がアップしています。またお肌が水分を含んでいるので、角質もやわらかくなっている状態です。この状態でスキンケアを始めることでお肌の乾燥を防げます。入浴してから時間が経つほどにお肌の水分が奪われてしまうので、入浴後は15分以内にスキンケアを行いましょう。 せっかくやわらかくなったお肌の水分を逃さないためもありますが、角質がやわらかくなっている状態は通常よりも化粧水が浸透しやすいと言われているためです。できるだけ肌に潤いを届けたいなら、入浴後はできるだけ早くスキンケアを始めましょう。 ただし入浴後で汗をかいている場合は、汗が引くまで待ちます。汗をかいた状態で化粧水をつけてもあまり浸透しないためです。

基本的なスキンケア

次に正しいスキンケアの方法を確認していきましょう。間違った方法ではお肌に潤いが届かないこともあるので、要注意です。 まずクレンジングと洗顔でお肌の汚れを落とします。メイクや汚れが残っていると化粧水の浸透が悪くなるのでしっかり落としましょう。汚れを落としたらお肌が乾燥しないうちに化粧水で角質層まで潤いを補給し、乳液→美容液→クリームの順番で使いお肌の水分が逃げないように蓋をしてあげます。 ブースターや化粧水導入液をお使いの方は、化粧水の前に使用してください。化粧水を手のひらで勢いよくパンパンと付けるとお肌の刺激となってしまうので、両手で包み込むように優しく浸透させるのがポイントです。

顔のマスクを併用するといい

乾燥が気になるときはフェイスマスクを使ってたっぷりと潤いを補給してあげるのもおすすめ。普段のお手入れと比べても、ぐんとお肌のもっちり感が上がります。マスクは角質層までしっかり潤いを届けてくれるので、乾燥肌でお悩みの方にはぜひ使ってほしいアイテムです。ワンランク上のお手入れ方法としてチェックしておきましょう。 シートマスクが代表的ではありますが、クリームタイプやジェルタイプ、泡タイプなどさまざまな形状があります。クリームやジェルのマスクは塗るマスクとも呼ばれていて、寝る前に塗るだけでいいのでとても楽です。使いやすいタイプのものを選びましょう。 マスクは使用すればするほど潤いがアップすると思いがちですが、使いすぎや付けすぎはかえって乾燥肌を助長させてしまうことがあるため、商品に書かれている使用回数や使用時間は必ず守って使います。

スキンケア以外にもできる乾燥肌対策

乾燥肌対策にはもちろんスキンケアが大切ですが、スキンケアだけでは理想の乾燥肌対策とは言えません。お肌のためを思うなら以下の対策もぜひ取り入れましょう。



  • お肌のことを考えた食事
  • 加湿
  • お風呂の温度

私たちの体は食べたものから作られています。どんなにスキンケアを頑張っても、健康的な肌を作るための栄養素がたりなければ乾燥肌はよくなりません。意識して摂りたいのは、ビタミンA、ビタミンB2・B6、そしてビタミンEです。ビタミンAは天然保湿因子(NMF)というお肌の水分量に関わっている成分を作る手助けをします。 ビタミンB2・B6は皮膚を健康に保つために必要なもので、肌荒れ対策用のビタミン剤には必ず入っている成分です。ビタミンEは血行をよくする働きがあるため、こちらも意識して摂りたいもの。他に亜鉛やたんぱく質もお肌の健康には欠かせません。普段取っている食べ物や飲み物にも気をつけたいものです。 空気が乾燥しているとお肌の水分も抜けやすくなるので、加湿も大切です。とくに冬場は加湿器をつけないと湿度が20~30%しかないこともあります。これだけ低いとお肌だけでなく喉にもよくありません。湿度が40%を下回ると空気が乾燥している状態になるため、40~60%程度になるように加湿しましょう。 またお風呂の温度も大切です。お湯が熱すぎると必要以上にお肌の皮脂が奪われ乾燥が進みます。お湯の温度が42度以上になるとお肌へ負担がかかるため、40度以下での入力がおすすめです。

まとめ

乾燥肌が気になってくる秋から冬にかけて、とにかくお肌へ水分を貯水しておくことが大切になります。そのためには正しいスキンケアを意識して行わなければなりません。 どうしても乾燥が気になるときはスペシャルケアとしてマスクでばっちり保湿してあげるとよいですよ。その他、栄養バランスや湿度、お風呂の温度などにも気をつけることで、乾燥肌に負けないお肌作りができます。

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