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こんな肌の変化がエイジングのサイン
ある日、鏡の中の自分の肌にシミを見つける。目尻の小ジワに気づいて愕然とする。多くの人が、20代後半から30代になるあたりで、そんな経験をするのではないでしょうか。
28歳は肌の曲がり角といわれるように、その年齢の前後からハリや弾力の元となるコラーゲンの産生量や、自ら潤うためのヒアルロン酸の分泌が減ってきます。そしてターンオーバーの乱れやバリア機能の低下など、本来肌が持っている代謝や回復の機能はだんだんと衰えていきます。
それが、乾燥、シミ、しわやたるみなどとして現れてくるのが、いわゆるエイジングサインです。
20代で現れてくるファーストエイジングサイン
年齢を重ねれば誰にでも起こる肌のエイジングは「自然老化」ですが、シミやシワは紫外線の影響もたいへん大きく、「光老化」と呼ばれます。他にも、PCやスマホのブルーライト、大気汚染、エアコンの乾燥、ストレスなど、現代はエイジングの原因要素が溢れています。そのため、より若い段階でもエイジングサインを感じる人が増えてきています。
いつの間にかできたシミが濃くなった気がする、ふっくらしていた肌の弾力を感じなくなった・・・最初は何となくだった変化が、エイジングが進むにつれて、肌のたるみが気になり、毛穴もしずく型に広がり目立つようになります。ファンデーションがきれいにのらない、肌色がくすむ、目の下やほうれい線の影が濃くなるなど明らかな変化を感じ、30代後半にもなると悩みが増える人も多いでしょう。
エイジングケアとはどういう意味?
いつからはじめればよい?
一方で、40、50代になっても若々しく潤った肌をキープしている人もいます。もちろん体質など個人差はあるでしょうが、ライフスタイルやお手入れによる差は見逃せません。
エイジングケアとは「年齢に応じたお手入れ」の意味ですが、紫外線や乾燥を防ぎ、良質な食事や睡眠など健康的な生活習慣に努めるのもひとつのエイジングケア、何歳であろうと早すぎることはありません。保湿などのスキンケアも、20代前半だから不要ということはないのです。
むしろ遅すぎるとダメージが進んでしまい、お手入れしても効果が出にくくなることも。予防の意味でも若いうちからエイジングケアの意識を高く持っておきたいものです。
少なくとも、エイジングのファーストサインを感じたら、これまでのスキンケアからエイジングケアへシフトすべきタイミングです。
エイジングを意識したお手入れのポイント
スキンケアは「洗う」そして「保湿する」に尽きるといいますが、エイジングケアでは、その内容や質がより重要になってきます。
皮脂分泌の盛んな10代や20代はじめまでは、さっぱりと洗顔して化粧水と乳液を塗っておけばOKだった肌が、同じお手入れではつっぱりやかさつきを感じるようになったら、皮脂や水分の量が低下してきた兆し。クレンジングはもちろん化粧水の成分も見直したり、より保湿力に優れ肌に栄養を与えてくれる美容液やクリームをプラスするなどお手入れのステップを丁寧に行いましょう。
洗う(クレンジング)
メイクが肌に残っていると、毛穴の詰まりや肌のくすみ、色素沈着を招きます。かといってごしごし洗って皮脂を取りすぎてしまうのも、乾燥や肌あれの原因に。毎日、その日のうちにきちんとメイクや汚れを落とし、潤いを奪い過ぎないよう優しく丁寧に洗って肌をリセットすることがエイジングケアにはますます重要になってきます。
肌なじみが柔らかく、肌に負担をかけずにメイクや古い角質を素早くしっかり落とせて、潤いをとりすぎないクレンジング剤がおすすめです。
保湿する
洗顔後、直ちに化粧水をたっぷりなじませまることが大事なのは、洗顔で失われた水分を補い肌を柔軟に整えるため。すると、化粧水自体に配合されている美容成分を肌に届け、さらに後に使うスキンケアの浸透もよくする働きがあります。さっぱりタイプの化粧水では入っていかなかったり
、肌が固くなってきたように感じたら、エイジングケアに適したとろみのあるテクスチャーや保湿成分がたっぷり配合された化粧水を選ぶとよいでしょう。
次に美容液をなじませ、目元のシワ、かさつく口元、シミやくすみなどが気になる部分には重ねづけを。エイジングケア向けの美容液には保湿成分、美白成分、シワ対策成分などが配合されているので、悩みに応じた集中ケアができます。
最後に使うクリームには、化粧水や美容液で与えた水分や美容成分が蒸発するのを防ぐ「ふた」の役割があります。肌にツヤや潤いを与えるためには、水分と同様、油分は不可欠です。乳液より油分が多く、エイジングによって減少した皮脂を補って肌を保護しながら、保湿成分も配合されたクリームを、ぜひお手入れにプラスしましょう。
自然の恵みから得られるエイジングケア成分
コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどは、本来、肌が自ら作り出す保湿成分で、肌内部の水分を保ちハリや潤いをキープしています。加齢によってこれらの産生が低下することで、様々なエイジングサインが肌に現れてきます。ですから、エイジングケアを始めるなら、コラーゲンやヒアルロン酸などの産生に働きかけ、確かな保湿力のある成分に注目して選ぶとよいでしょう。
植物から得られるエキスやオイルが、美容成分として多くのスキンケアコスメに配合されているのはご存知の通りです。中でも、強い紫外線や乾燥、極地など厳しい自然の中で生息する植物には、水分や栄養を蓄える機能など強い適応力を持つものがあります。最先端の美容科学によって、そんな生命力溢れる植物の恵みが、優れたエイジングケア成分として活かされていることも、ぜひ注目したいところです。
毎日の生活でもエイジングケアを
肌のお手入れとともに、エイジングケアを意識したライフスタイルやインナーケアに若いうちから目覚めることはとても良いことです。ストレスや睡眠不足を避ける、自然や植物と親しんで心豊かに暮らす・・・そんな健康的な生活はもちろんのこと、ぜひ実践したい日々のエイジングケアをご紹介します。
紫外線、ブルーライトケア
屋外では必ず日焼け止めを塗る、日傘や帽子、UVカット素材の服などで、年間を通した紫外線対策をぬかりなく。
PCのブルーライトもカットするUV対策製品もあるので取り入れて、エイジングを加速させる光老化を防ぎましょう。
野菜たっぷりの食生活
バランスよく栄養を摂り、内側から健康でいることが美しい肌に大切なことは当然ですが、抗酸化作用のあるビタミン類やポリフェノールが豊富な野菜や果物は、エイジングケアのためには積極的に摂りましょう。
シミの原因となるメラニンの生成を抑制し、コラーゲンの生成にも関わるビタミンCを摂るなら、パプリカやブロッコリー、柑橘類から。
皮膚や粘膜の細胞を健康に保つビタミンA(レチノール)は緑黄色野菜、細胞膜の老化を防ぐビタミンEはナッツやゴマに多く含まれます。そして良質なタンパク質を、カロリーを心配しなくてよい納豆や豆乳で取り入れるのもおすすめ。また化粧品にもよく使われるローズヒップ、カレンデュラなどはハーブティーで飲むのも良いアイデアです。
水をたっぷり飲む
大人の体は体重の60%が水分、肌の細胞の60%も水分でできています。
水分不足は体調不良や病気を引き起こすだけでなく、肌の乾燥を招いて老化につながります。新陳代謝や血流を良くして、老廃物をスムーズに排出するためにも、こまめに十分な水分を補給することがとても大事。
1日に摂るべき水分量の目安は1.5〜2Lといわれていますが、美しい肌をめざすなら、水にもこだわりたいものです。
まず思い浮かぶのはミネラルウォーター。ミネラルの含有量は少なめですが水分が体内で吸収されやすいのは軟水です。マグネシウムが多く含まれる硬水は、便秘や肌荒れが気になるときにおすすめです。
ミネラルウォーターに好みのフルーツや野菜、ハーブなどを入れて、一晩冷蔵庫で冷やすだけで作れる「デトックスウォーター」が人気です。ナチュラルな風味で飲みやすく、マイボトルに入れて携帯していつでもどこでも水分補給ができます。
ビタミンCが豊富なレモン、ポリフェノールならリンゴ、むくみを解消するカリウムが豊富なグレープフルーツなど、自分の状態に合わせた素材を組み合わせたり、ミントやレモングラスなどハーブで爽やかな香りを移したデトックスウォーターで、美味しく楽しみながらエイジングケアが行えます。
砂糖や甘味料などを含まない炭酸水は、血行促進や代謝アップ、デトックス作用などがあり、美肌にも良いといわれます。
スキンケアはもちろん、インナーケアにも気を配って、適切なエイジングケアを続けることで肌の老化を先送りにすることは可能です。今も将来も、健やかできれいな肌をキープするために、ぜひ若いうちからエイジングケアを始めましょう。
植物の生命力で、肌に変わらぬ潤いを
極寒の地で強く生きる希少植物「エゾノチチコグサ」の成分を採用した
スキンケアシリーズ EVER 誕生
年齢とともに日々変化していく肌。丁寧にお手入れしているつもりでも、乾燥しがちになり、ごわつき、キメ乱れの小さな兆しに気づき、今までのスキンケアに物足りなさを感じる。それはコラーゲンやヒアルロン酸を作り出す肌の細胞が減少しはじめたせいかも知れません。
EVER は、驚異の生命力を持つ植物、エゾノチチコグサのエッセンスを保湿成分として全ラインナップに配合。
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