BOTANIST Journal 植物と共に生きる。

BOTANIST journal

LIFESTYLE 12

心と身体に嬉しいカモミールをより楽しむ方法

小さくてかわいらしい花を咲かせるカモミールには、心と身体に嬉しい健康効果があるハーブのひとつです。この記事では、カモミールが持つ健康効果について具体的にご紹介してきます。 また、ハーブティーやお風呂など、日常でできるカモミールの有効な利用法についても紹介していきますので、ハーブやカモミールに興味のある人はぜひ参考にしてみてください。

カモミールの健康効果

まずはカモミールがどんな健康効果を持つのか、「心」と「身体」、そして「女性にとってうれしい作用or効果」の3つのポイントから具体的に解説します。

心に嬉しい健康効果

カモミールの代表的な健康効果に「鎮静作用があり、リラックスし、自然な眠気を誘う」というのがあります。もしもリラックスしたいときは、カモミールをハーブティーにして飲んでみてくださいね。 またカモミールのフルーティーな心地よい香りでイライラや落ち込んだ気持ちを鎮めてくれるでしょう。不安感を和らげて気持ちを落ち着かせたいときなどに役立ちます。こういった理由からも、ストレスを感じている人にとっては、カモミールはおすすめのハーブだといえるでしょう。 また、眠気を誘う香りとリラックス作用が合わさるため、寝室に行くのが楽しみになります。「ストレスで眠りが浅い気がする」「寝つきが悪くて寝た気がしない」という、睡眠トラブルを抱えている人にもおすすめです。ぐっすりと質の良い睡眠をサポートしてくれるでしょう。 参照:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjbf/28/0/28_KJ00000929090/_article/-char/ja

身体に嬉しい健康効果

カモミールの精油には、は心だけでなく、身体にも嬉しい健康効果が言われています。特に胃の調子を整える健康効果が広く知られており、胃痛や胃炎を抑える効果があると言われています。これは抗炎症作用、抗アレルギー作用のある「アズレン」という成分を多く含んでいることによります。 アズレンは消化器系の粘膜の炎症を抑える働きを持っているといわれています。また、カモミールの香りには不安感を軽減すると言われており、ストレス性の胃痛にも役立つかもしれません。 さらに、アズレンの抗炎症作用は皮膚や粘膜を守るといわれています。そのため、カモミールはのどの痛みや口内炎が気になる方にもおすすめのハーブなのです。口内炎などに悩まされている人は、カモミールを利用してみてはいかがでしょうか。 参照:「統合医療」に係る情報発信等推進事業 https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/10.html

女性に嬉しい健康効果

そして、カモミールには女性にとって嬉しい効能も期待できます。まず、カモミールは通経作用と言われる生理不順を正常化する働きや、生理痛を和らげる働きがあるといわれています。また、リラックス効果や身体を温める作用もあるため、PMSや冷え性の緩和をサポートするとされており、女性特有の悩みによいと言われているハーブなのです。 さらに、美容にもカモミールは使われています。これはカモミールの炎症を和らげる作用が肌荒れなどに効果的とされることはもちろん、健康な肌をキープするために必要なコラーゲンの産生を促進する作用が確認されていることが、美容にも使われている理由なのです。

カモミールの使い方

心や身体に嬉しいカモミールですが、日常的に香りなどを楽しむためにはどうすればいいのでしょう? この項では、その使い方について、一般的なハーブティーと、お風呂での利用についてご紹介します。どちらもお手軽にできますので、興味のある人はすぐに実践できますよ。

ハーブティーとして飲む

定番ではありますが、カモミールの甘い香りを楽しむならハーブティーがおすすめです。ちなみに、カモミールはジャーマンカモミールとローマンカモミールという2種類が代表的ですが、ハーブティーに使われるのはジャーマンカモミールです。ローマンカモミールは主に精油として使われており、ハーブティーにすると苦みが出てあまり美味しくないといわれています。 また、ハーブティーにあまり慣れていないという方は、ミルクやはちみつを入れてアレンジするのもおすすめです。甘みを足すことで飲みやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。

お風呂に入れる

肌によいと言われるカモミールは、香りも良くリラックス効果もあり、入浴剤としてもおすすめです。その方法はドライハーブを木綿の袋かお茶パックに入れて、湯船に浮かべるだけです。もしくは、ドライハーブに熱湯を注ぎ、10分程度抽出して濃い目のハーブティーを作り湯船に入れても、手軽に楽しめます。ドライハーブをそのまま湯船に入れても良いですが、後の掃除が大変になるのでおすすめはできません。 カモミールには抗炎症作用がいわれているため、湯船の中にタオルを入れカモミールの成分を含ませて、それを気になる部分に当てると温湿布のように使うこともできます。特に、眼精疲労などによいと言われています。 また、カモミールには代表的な健康効果の一つである誘眠作用もあるため、就寝前の入浴にもおすすめです。お風呂で身体を温めて、カモミールの香りでリラックスして自然と眠りに誘われることで、質の良い睡眠が期待できます。うまく生活に取り入れれば、毎日のストレス対策によいでしょう。

まとめ

代表的なハーブのカモミールですが、意外と知らなかった健康効果もあったのではないでしょうか。カモミールは香りに癒されるだけでなく、身体や肌にもいいハーブなので、ぜひハーブティーや入浴剤として日常に取り入れて、心身ともにリラックスできる環境で毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

カモミールにアレルギー反応を引き起こす方がいます。特に、ブタクサや、菊、マリーゴールドなどのキク科の近縁植物にアレルギー反応を起こす人はカモミールの摂取は避けた方がいいでしょう。 また、妊娠中の方は、カモミールの摂取は避けた方がいいでしょう。