目次
毛穴の悩みとクレンジングの関係って？
クレンジングはメイクオフのためだけに使用するものと思っていませんか？ 実は、クレンジングは毛穴をきれいに保つこととも深いつながりがあります。
油分の多い肌汚れを落とすのがクレンジング
クレンジングは、メイクだけでなく、油分を含んだ毛穴汚れなどにもアプローチするスキンケアアイテムです。 クレンジングで汚れを落とす仕組みは、大きく分けて2つあります。1つは、主成分のオイルがメイクや毛穴汚れなどの油分を取り込んで落とす方法。もう1つは、水と油をなじませる界面活性剤の力で油分を落とす方法です。クレンジングにはいくつかの種類があり、オイルと界面活性剤の量などによって、形状や洗浄力に差があります。つまり、クレンジングは主に油分が多い汚れを落とす目的で使用します。汗やホコリ、角質や、油分が少なめのメイク汚れなどを洗い流す洗顔料とは、スキンケアにおける役割が異なります。
毛穴汚れが気になるときにはクレンジングの見直しを
毛穴の悩みにもいろいろな種類があり、それぞれに原因や対策方法が違います。主な毛穴の悩みには、過剰な皮脂の分泌で毛穴が広がってしまう「開き毛穴」や、角質や皮脂などが固まって角栓ができる「詰まり毛穴」、酸化した角栓やうぶ毛によって黒いぽつぽつが目立つ「黒ずみ毛穴」などがあります。皮脂の詰まりや角栓といった、油分が多い汚れによる毛穴悩みのときは、クレンジングを見直すことが解決の糸口になるかもしれません。
毛穴の種類と対策方法については、「毛穴ケアでなめらかな肌へ～毛穴の主な悩み別対策と肌を育む習慣とは」をご参照ください。
毛穴をきれいにするクレンジング方法のポイント
毛穴の汚れが目立ったり、スキンケアをしていても肌の調子がいまひとつだったりするときは、クレンジングの方法が間違っているのかもしれません。健やかな肌を保つために、基本となるクレンジングのポイントをおさらいしてみましょう。
クレンジングは優しく手早くが基本
クレンジングは、気になる汚れを落としながらも、肌への負担をかけないようにするのがポイントです。以下の3点に注意しながら、これまでのクレンジング方法を振り返ってみましょう。クレンジングは適量を守って使う
クレンジングの量は多すぎず、少なすぎず、適量を使うのが基本です。量が多すぎると、すすぎですっきりと洗い流せずに肌に残ってしまうことがあります。反対に、量を少なくすると、指のすべりが悪くなり肌への摩擦が増すことに。普段のクレンジングで落ちにくいアイメイクや口紅などは、専用リムーバーを使い、汚れを落とすとよいでしょう。ダブル洗顔をする場合は、クレンジングで汚れがきれいに落ちていないと感じても、無理をせず次の洗顔料で洗い流せば十分です。短い時間で全体になじませる
クレンジングの時間をかけすぎると、必要な皮脂まで失ってしまったり、摩擦による負担が増したりすることがあります。すすぎを含めて1分程度を目安とし、ていねいに、手早く済ませましょう。効率よく汚れを落とすためには、洗う順番も大切です。皮脂が多く分泌するTゾーンから始めて、ほお、あごなどのUゾーンになじませるとスムーズです。小鼻の汚れは、指の腹を使って優しく、丁寧に。最後に、目の周りの繊細な場所を軽く洗います。くるくると指を動かして、汚れを浮き上がらせるようにするのがポイントです。
すすぎの温度は32～36度のぬるま湯で
クレンジングのすすぎには、熱く感じないくらいのぬるま湯を使います。冷たい水だと油分を含む汚れが落ちにくく、逆に熱いお湯だと必要以上に皮脂を洗い流してしまうからです。髪の付け根やフェイスラインなどのすすぎ残しがないように注意しましょう。クレンジングで注意したいこと
クレンジングで気をつけたいのは、肌に過度な摩擦や刺激を与えないことです。毛穴汚れを取り除きたいばかりにあれこれとやりすぎると、かえって肌に負担をかけてしまいます。肌への摩擦がかかることはNG
クレンジングの際に、強くこすれば汚れがよく落ちるというわけではありません。毛穴汚れが気になる部分をゴシゴシとこすったり、何度もクレンジングしたりするのは肌に負担がかかります。必要以上に肌をこすらないように注意しましょう。摩擦による肌への負担を軽減したいときには、クリームのような弾力のある質感のクレンジングがおすすめです。先にもお伝えしたように、適量を心がけることを忘れずに。ピーリング成分が含まれるクレンジングは使いすぎに注意
ピーリング成分が入ったクレンジングには、角栓や古い角質を削ぎ落とす働きが期待できます。しかし、肌への刺激が強いので毎日の使用には注意が必要です。特に、肌荒れが気になるときは使用を避けましょう。
【毛穴のお悩み別】クレンジングアイテムの選び方
クレンジング方法のポイントをつかんだら、次はクレンジング選びです。毛穴の悩みに合ったアイテムで、清潔な素肌を手に入れましょう。
クレンジングバームやオイルで余分な皮脂もオフ
汚れをしっかりと落としたいなら、洗浄力が高いオイルベースのクレンジングを使うのがおすすめです。保湿成分が多く含まれるものを選ぶと、潤いを守りながらすっきりとした洗い上がりになります。オイルクレンジングやオイルを固めてつくられるクレンジングバームは、油分を多く含んでおり、洗浄力は高めです。メイクだけではなく、角栓や黒ずみの原因となる汚れにもアプローチします。クレンジングバームは、体温でやわらかい状態に溶かして使うので、肌へのなじみもよく、使い心地もなめらかです。
乾燥が気になる肌にはクリーム＆ミルククレンジングを
肌の乾燥は、さまざまな肌悩みを招いてしまいます。乾燥が気になる場合には、肌に必要な皮脂を維持するためにも、保湿成分を含んだもので、ほどよい洗浄力のあるクレンジングを選びましょう。クレンジングクリーム
油分が比較的多く、保湿剤となる成分も含んだクレンジングクリームは、洗浄力と保湿力のバランスがよいアイテムです。とろみのあるテクスチャーで、指のすべりも良く、肌との摩擦を抑えられるのもメリットといえます。クレンジングミルク
クレンジングクリームよりも洗浄力が控えめなのがクレンジングミルクです。肌なじみがよく、潤いを残しやすいので肌への負担を低減できます。ナチュラルメイクを洗い落としたいときに適しています。
毛穴ケアにおすすめの洗顔料の選び方は、「毛穴汚れをオフする正しい洗顔方法と洗顔アイテムの選び方」もご覧ください。
毛穴汚れを落として肌を輝かせるボタニカルクレンジング
クレンジングで毛穴汚れを落とし、健やかな素肌へ。BOTANISTでは、肌悩みに合わせて選べる3種類のクレンジングを用意しています。
EVERグロウクレンジングバーム
BOTANISTのエイジングケア（※年齢に応じたお手入れのこと）ラインである「EVERグロウクレンジングバーム」は、ダブル洗顔が不要です。とろけるようなオイルが肌に優しくなじみ、メイクや毛穴の汚れ、古い角質をすっきりと落とします。エゾノチチコグサカルスエキスをはじめ、ホホバ種子油やアロエベラ葉エキスなどの保湿成分を配合し、ごわついた肌を整えて潤し、ハリを与えます。毛穴汚れを落とす洗浄力と、みずみずしい潤いを求める人におすすめです。
ボタニカルクレンジングオイル
「ボタニカルクレンジングオイル」は、オイルクレンジングならではの高い洗浄力が魅力。弾力をもたせた質感で肌への負担を軽減します。アロエベラ葉エキスやカミツレ花エキスといった植物由来の保湿成分が配合され、潤いを保ちながら、メイクや余分な皮脂などを速やかに落とします。ベルガモット&ローズのダブルフレグランスで、上質な甘みが重なり合う心地よい香り。濡れた手でも使用できるので、入浴時のクレンジングにも適しています。
ボタニカルクレンジングミルク
ナチュラルメイクの人や乾燥が気になる人、肌への負担を抑えたい人には、「ボタニカルクレンジングミルク」がおすすめです。やわらかなミルクがメイクや汚れを優しく洗い流し、ボタニカルな保湿成分で肌をしっとりと潤します。「ボタニカルクレンジングオイル」同様、ぬれた手でも手軽に使えて便利です。フローラルななかにも甘さと酸味のあるネクタリン&ゼラニウムのダブルフレグランスがふんわりと香ります。
