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毛穴に関する悩みの主なタイプと原因
顔の毛穴が目立ち、鏡越しに見えてしまうと、つい気になってしまいますよね。毛穴の悩みには、原因によっていくつかのタイプがあります。自分の「毛穴悩み」に合ったケアを行うために、まずはそれぞれの特徴をつかんでおきましょう。
開き毛穴
過剰な皮脂分泌が原因で、毛穴が開いてしまっている状態です。糖質や脂質の多い食事や、肌の乾燥などによって起こりやすいといわれています。また、脂性肌の人に多く見られます。詰まり毛穴
余分な皮脂が肌に残り、古い角質と混ざって角栓となり、毛穴に詰まります。鼻の頭や小鼻などにできやすく、ニキビの原因にもなります。黒ずみ毛穴
毛穴に詰まった角栓が酸化によって黒くなると、毛穴が黒ずんで見えてしまいます。毛穴に生えている産毛が目立って黒く見えている場合もあります。たるみ毛穴
毛穴がゆるんで、広がっている状態です。コラーゲンやエラスチンの減少によって、ハリ不足が起こることが原因とされています。そのままハリが失われ続けると毛穴がつながって帯状になり、小じわのように見えることも。鼻の脇によく見られます。こんな生活習慣はNG。毛穴ケアで注意したいこと
毛穴のケアを考えるとき、スキンケアに加えて見直したいのが生活習慣です。睡眠不足、喫煙、ストレス、偏った食生活といったことが原因で、肌の健康が損なわれる可能性があるからです。
普段の食事では、皮脂の過剰な分泌につながる糖質や脂質などの摂りすぎに気をつけましょう。また、よかれと思ってやっていたケアが、肌に思わぬ負担をかけていることも考えられます。毛穴に詰まった角栓を無理に絞り出そうとしたり、洗顔時にゴシゴシとこすったりすると、肌を傷めるおそれもあります。肌が本来持っている力を引き出すためにも、肌に優しい生活を送りたいですね。
【お悩み別】毛穴ケアのポイント
毛穴悩みのタイプと原因を確認したら、次のステップへ進みましょう。それぞれの毛穴悩みに合った対策を試してみませんか。開き毛穴には皮脂ケアを丁寧に
開き毛穴のケアでは、過剰に分泌された皮脂をこまめに拭き取ることが最初の一歩です。放置すると、毛穴の詰まりを招くこともあります。ただし、余分な皮脂を落とそうとして洗顔をしすぎるのもよくありません。必要な皮脂まで失われて、肌の乾燥が起こりやすくなるからです。乾燥による潤い不足を補おうとして皮脂が分泌され、より毛穴が広がってしまうこともあります。洗顔は1日2回程度を目安にして、洗顔後にはしっかり保湿を行うことが大切です。
詰まり毛穴と黒ずみ毛穴は角栓オフ
毛穴に詰まった角栓は、丁寧な洗顔で落とすことがお手入れの基本です。洗顔やクレンジングの前に、ホットタオルを使うと、毛穴を開かせて角栓を落としやすくなります。ホットタオルの使い方は、このあとで紹介するので参考にしてみてくださいね。角栓の除去に加えて、角栓のもとになる角質をきちんと排出するために、正常なターンオーバーを促す健康的な生活を送ることも、毛穴をきれいに維持する土台となります。
たるみ毛穴にはハリ対策を
たるみ毛穴には、ハリ対策からアプローチします。肌の弾力を維持するために欠かせないのは、十分な保湿です。普段から肌を潤すスキンケアを意識しましょう。ハリを生み出すのは、肌内部にあるコラーゲンやエラスチンという成分です。これらの成分は、加齢によって産生量が減少します。また、紫外線の影響を受けると破壊されてしまいます。日常生活では、日焼け止めや帽子、日傘などを活用して、紫外線とうまく付き合っていきましょう。
毛穴をきれいに保つ4つのポイント
肌のコンディションを整える習慣がつくことで、健やかな肌を保てるようになります。洗顔方法や普段の過ごし方など、4つのポイントを紹介しましょう。1. 洗顔とクレンジングのコツ
毛穴を清潔に保つうえで大切なのが、洗顔とクレンジングです。優しく洗い、すすぎで汚れを丁寧に落としたら、タオルでこすらず、軽く押しあてて水気を拭き取りましょう。洗顔とクレンジングのポイントは以下のとおりです。洗顔は潤いを守ってすっきりと洗い流す
寝ている間に出た汗や付着した汚れを取るためにも、朝も洗顔料を使用した洗顔を行いましょう。キメの細かい泡を立てて、ぬるま湯を使い、ゴシゴシとこすらずに汚れを落とします。洗顔料は、汚れや余分な皮脂を洗い流すだけでなく、必要な潤いが維持できるタイプを選ぶと、毛穴をいたわることにもつながります。クレンジングでしっかりとメイクオフ
クレンジングは、人肌くらいに温めてから、まんべんなく顔になじませます。小鼻の汚れは、指の腹を使って丁寧に取っていきましょう。このときも、ゴシゴシ洗いは禁物です。最後は、ぬるま湯で優しく洗い流します。洗顔料は、種類によって洗浄力や特徴が異なります。乾燥しやすい、べたつきやすいといった肌のタイプや、メイクの濃さに合わせて、肌に優しいタイプを選んでくださいね。肌への負担を少なくしたいときには洗浄力が控えめなミルクタイプ、濃いメイクをすっきり落としたいときは洗浄力が強いオイルタイプがおすすめです。
2. ホットタオルで毛穴ケア
毛穴のしつこい汚れが気になる……。そんなときには、ホットタオルを使ったケアをプラスしてみませんか。ホットタオルで顔を温めると毛穴が開きやすくなり、汚れや角栓が落ちやすくなります。また、肌表面の血流が促進されて、栄養がより肌に行きわたりやすくなりますよ。ホットタオルの使い方
ホットタオルのつくり方は、2通りあります。ラップで包んだぬれタオルを500~600Wの電子レンジで20秒ほど加熱する方法と、40~50度ぐらいのお湯にタオルを浸して絞る方法です。できたては熱くなっているので、適温に調節してから使いましょう。 ホットタオルを使うタイミングは洗顔後がおすすめです。ホットタオルを顔全体にのせて、約3分間放置するだけ。タオルの熱が冷めてきたら外して、早めに保湿を行います。ホットタオルでケアした後は、肌から水分が逃げやすくなっているので、しっかりと保湿ケアを行ってくださいね。頻度は週に1~2回ぐらいが目安です。3. 毛穴ケアを意識した食生活を
健やかな肌を陰で支えるのが、栄養のバランスがとれた毎日の食事です。健やかな肌に整えるために、特にビタミンA、ビタミンB2とビタミンB6、ビタミンCなどの栄養素の摂取を意識しましょう。ビタミンAは皮膚を正常に保つ栄養素といわれ、ウナギやほうれん草などに多く含まれています。皮脂の分泌やターンオーバーを整える働きのあるビタミンB2やビタミンB6は、レバーや豚肉など、コラーゲンの産生を促すビタミンCはブロッコリーやレモンなどに豊富です。一方で、糖質、脂質の摂りすぎは、皮脂分泌が過剰になることもあるので、控えめにしましょう。
4. 快適な睡眠環境を整える
肌の再生を支える成長ホルモンの分泌が増えるのは、入眠してから約3~4時間前後とされています。しっかりと熟睡できるよう、快適な眠りにつける環境を整えましょう。また、就寝前にスマートフォンやパソコンなどからのブルーライトを長時間浴びていると、睡眠の質が低下する可能性があります。寝る前は明かりを少し暗くして、リラックスできる環境で過ごしましょう。植物の恵みで素肌力を上げる毛穴ケア
毛穴ケアでは、スキンケアアイテム選びも大切です。用途にあった毛穴ケアアイテムを活用してみましょう。BOTANISTのスキンケアラインに合わせて紹介します。洗顔料とクレンジングで毛穴の汚れをオフ
余分な皮脂が詰まった毛穴をケアするときには、必要な潤いを保ちながら、すっきりと汚れを洗い流せる洗顔料とクレンジングが役立ちます。ボタニカルフェイスウォッシュ
「ボタニカルフェイスウォッシュ」は、植物性繊維入りの微細な泡で毛穴汚れを洗い流す洗顔料です。植物由来の保湿成分をたっぷりと配合し、潤いとしなやかさが感じられる肌へと導きます。乾燥やハリ不足が気になる肌におすすめです。ボタニカルフェイスウォッシュ
ボタニカルクレンジングオイル
メイク汚れをその日のうちにすっきりと落としたいときには、「ボタニカルクレンジングオイル」を。高い洗浄力に加え、アロエベラ葉エキスなどの保湿成分をブレンドした「ボタニカルメソッド」で、ふっくらとした肌に洗い上げます。ウォータープルーフアイテムなどのしっかりメイク派や、肌に負担をかけずにすばやくきちんと落としたい人におすすめです。ボタニカルクレンジングオイル
クレンジング方法については、「ボタニカルで肌の汚れを持ち越さない正しいクレンジングのすすめ」もご参照ください。
化粧水&乳液の潤いヴェールで育む
皮脂や汚れを洗い流した後は、乾燥から肌を守る化粧水と乳液が、潤いのあるなめらかな肌へと導いてくれるでしょう。ボタニカルローション
3種類の植物発酵水をブレンドした「ボタニカルローション」なら、角質層に潤いが浸透します。11種類の保湿成分も入っており、みずみずしさに満ちた素肌をもたらします。ボタニカルローション(化粧水)
ボタニカルエマルジョン
ボタニカルローションで補給した水分を、「ボタニカルエマルジョン」がしっかり閉じこめます。潤いヴェールで肌を守り、肌にキメとつややかさを与えます。すーっと伸びて、やさしく肌を包み込むようなつけ心地です。ボタニカルエマルジョン(乳液)
ハリを与えるBOTANISTのEVER
肌に潤いと弾力がほしいときには、エイジングケアを視野に入れたアイテムを選んでみましょう。BOTANIST エイジングケアライン
エイジングケア(※年齢に応じたお手入れのこと)ラインのEVERは、保湿成分である希少なエゾノチチコグサ由来のエキスを配合し、年齢を重ねた肌にも潤いに満ちたハリとツヤをもたらします。ラインナップは「EVERグロウクレンジングバーム」、「EVERグロウローション」、「EVERグロウセラム」、「EVERグロウクリーム」の全4種類。そのすべてに植物の力強い生命力がこめられています。BOTANISTのエイジングケアライン