朝の洗顔はする?しない?朝洗顔のメリットとやり方をご紹介 | ボタニカルライフスタイルマガジン - BOTANIST Journal

BOTANIST Journal 植物と共に生きる。

BOTANIST journal

SKINCARE 10

朝の洗顔はする?しない?朝洗顔のメリットとやり方をご紹介

朝の洗顔はしないという人もいれば、洗顔料を使ってしっかり洗っているという人もいます。インターネット上や雑誌でさまざまな情報が飛び交いますが、実際には朝の洗顔はしたほうがいいのでしょうか? 今回は、朝洗顔のメリットや洗顔の手順、注意点に加え、洗顔後のスキンケアについてお伝えします。

朝の洗顔はしたほうがいいの?

朝、洗顔をするかどうかについては、さまざまな意見があるようです。しかし、基本的には、朝の洗顔はしたほうがいいといえるでしょう。その理由を見てみましょう。

朝洗顔をしたほうがいい理由

忙しい朝は、ゆっくり洗顔料を使って顔を洗うなんて大変……と思うかもしれません。でも、朝に洗顔をすると、以下のようなメリットがあるのです。

清潔な肌を保てる

朝の肌はキレイに見えても、意外に汚れています。寝ている間にかいた汗や皮脂がついているからです。就寝前に行ったスキンケアの油分が残っていることもあるでしょう。こうした汚れを、水やお湯だけで落とすのは難しいもの。朝の肌を清潔に保つためにも、洗顔料を使って汚れを落としましょう。

化粧ノリや化粧水の浸透が良くなる

水やお湯で落としきれなかった汚れの上からメイクをすると、肌になじみにくくなります。化粧下地を使う場合でも、汚れや油分が残っている肌には均等に塗布できないでしょう。朝洗顔をすることによって、肌の土台が整い、化粧ノリが良くなります。

朝洗顔しないとどうなる?

もし、朝の洗顔をしないとどうなるでしょう。

ニキビや毛穴の黒ずみ、くすみ、肌荒れの原因に

皮脂汚れをそのままにしていると、油分が酸化して毛穴詰まりを起こしやすくなります。その上からメイクを重ねれば、余計に汚れが詰まってしまうかもしれません。ニキビや毛穴の黒ずみ、くすみなどを招く可能性があります。

朝洗顔のやり方によっては刺激・乾燥を招く可能性も

朝の洗顔には肌を清潔に保ち、化粧のノリを良くするといったメリットがあります。しかし、やり方によっては肌トラブルを招く原因になりかねません。朝に限らず、力を入れてゴシゴシ洗っていると、肌に摩擦による負担をかけてしまいます。また、忙しいからと、洗顔後の保湿ステップを飛ばしてメイクをしてしまうと、乾燥を招くことがあるでしょう。
特に乾燥肌や敏感肌の人は、こうした刺激が肌荒れやニキビを引き起こす可能性があります。朝の洗顔でツッパリ感があったり、乾燥するように感じたりする場合には、お湯だけで軽く洗うほうが肌に負担がかからないかもしれません。
それでも、やはり朝起きたときの肌は汚れが残りがちです。清潔で健やかな肌を保つためには、洗顔料を使った洗顔がおすすめです。

忙しい朝も洗顔は丁寧に。正しい手順と時短のコツ

泡を手に取る

朝の洗顔も、夜同様に丁寧に行うことが大切です。とはいえ、忙しい朝は洗顔も「時短」したいと思うかもしれません。まずは、正しい洗顔の手順を理解したうえで、時短方法を確認してみましょう

洗顔の正しい手順

時間に余裕があるときや、休みの日は丁寧な洗顔を以下の手順で行ってみましょう。

STEP1

せっけんやハンドソープで手を洗う

顔を洗う手が汚れていると、洗顔料の泡立ちが悪くなります。清潔を保つためにも、はじめにせっけんで手を洗います。

STEP2

素洗いする

お湯で素洗いし、顔についたホコリを取り除き、肌をやわらげます。

STEP3

洗顔料を泡立てる

洗顔では、できるだけ刺激を与えないよう、ゴシゴシこすらないことが大切です。適量の洗顔料を手のひらにとり、たっぷり泡立てます。自分で泡立てるのが難しい場合は、泡立てネットや泡タイプの洗顔料を使用する方法もあります。

STEP4

指先を使い泡で円を描きながら洗う

泡を顔に滑らせるようにして、摩擦しないように洗いましょう。くるくると円を描くように全体を優しく洗うのがポイントです。皮脂の多いTゾーンは外から内へ(内回転)、乾きやすいUゾーンは内から外へ(外回転)指を動かすと効率よく洗えます。

STEP5

ぬるま湯で顔全体を優しくすすぐ

洗顔料が肌に残っていると、成分が刺激となり肌トラブルを引き起こしかねません。こめかみから生え際は洗い残しが出やすいところなので注意して、すすぎ残しのないよう顔全体を丁寧にすすぎましょう。

STEP6

清潔なタオルで水分を吸収する

十分にすすいだら、清潔なタオルで拭きます。このときも、ゴシゴシと拭いてはいけません。水気の残った部分を軽くタオルで押さえて、水分を吸収させましょう。



時間がないときは、便利な洗顔アイテムを使って

忙しい朝は、手軽なアイテムを使って洗顔を時短できます。たとえば、拭き取り化粧水や洗顔シートを使う方法があります。拭き取るだけだから、忙しい朝でもサッと皮脂や汚れを落とせますね。ただし、拭き取るときに肌を摩擦すると、かえって肌の負担になってしまいます。肌表面を滑らせるようにして、優しく行いましょう。
ホットタオルを使うのもおすすめです。ラップで包んだぬれタオルを電子レンジで温めるか、40~50度くらいのお湯に浸して絞ったタオルを広げて顔全体にのせます。熱すぎる場合はやけどの原因になるので、適温に冷ましてから使いましょう。ホットタオルで顔を温めることで毛穴が開き、汚れが落ちやすくなります。その後、タオルで優しく顔の水気を拭き取ると時短の朝洗顔が終了です。

朝洗顔で注意したいこと

朝の洗顔は時短を目指したいところです。しかし、正しいやり方で行わずに摩擦を起こしたり、乾燥を招いたりすると、かえって肌に負担がかかります。洗顔時は、以下の注意点を守って丁寧なスキンケアを心がけましょう。

水ではなくお湯を用意して

水だけの洗顔では、肌表面に付着した油分汚れは落ちにくいため、できるだけお湯を使いましょう。洗顔に使用するお湯の適温は「32度~34度」といわれています。体温より少し低めの温度のお湯を用意するとよいでしょう。温度が高すぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があるので、適温を心がけるのがポイントです。

細かい泡で短時間の洗顔を

「洗顔の正しい手順」で説明しているように、洗顔時にはできるだけこすらず、優しく肌の汚れを取り除く必要があります。洗顔料を細かく泡立てることで、泡がクッションの役割を果たし、肌への刺激をやわらげます。ただし、きれいに泡ができていても、洗顔に時間をかけすぎると、かえって刺激になることもあるので注意しましょう。長時間、泡が肌にとどまると、肌荒れを招く可能性があるのです。時間をかけすぎず、汚れ落としがないように意識して行いましょう。

朝洗顔後のスキンケアのポイント

洗面台でスキンケア

朝の洗顔後は、基本のスキンケアを必ず行いましょう。洗顔後の肌にそのままメイクをしてしまうと、乾燥や肌荒れを招くかもしれません。洗顔後すぐ、できるだけ間を置かずに保湿ケアをすることが大切です。

化粧水で肌に水分補給

化粧水には、肌を潤す役割があります。朝一番に汚れを取り除いた後は、手のひらに500円大を目安とした量の化粧水をとり、肌に優しくなじませましょう。乾燥が気になるときは保湿力の高いタイプ、刺激が気になるときは肌に優しいタイプの化粧水を選ぶのがポイントです。過剰な皮脂の分泌が気になるときも、保湿は欠かせません。顔を手のひらで包み込むように、軽くハンドプッシュしながら潤いを与えましょう。

美容液で気になるところをケア

化粧水の後は、美容液を使って気になる肌悩みをケアしましょう。肌荒れ予防、肌のひきしめ、肌にハリやツヤを与えるなど、目的に合った美容液を選ぶとよいでしょう。

仕上げに乳液・クリームでお肌に油分を補給

スキンケアの仕上げに乳液・クリームで油分を補給します。すぐにメイクを行う際には、油分を含んだ化粧下地を使ってもよいでしょう。このときも、こすらず、優しく肌にのせていきます。乳液とクリームは、肌に油分を与えて保湿し、水分の蒸発を防ぐ役割があります。一般的に、クリームのほうが油分を多く含みます。そのため、皮脂が気になる人は乳液のみを使用するとよいでしょう。乾燥が気になるときは、乳液とクリームを併用する方法もあります。部位によって肌質が異なる混合肌の人は、乾燥が気になる部分だけ乳液とクリームを併用するとよいかもしれません。


スキンケアの順番については以下でも詳しく紹介しています。

朝洗顔を上手に取り入れて自分に合ったケアを続けよう

朝洗顔には、眠っている間に出た汗や皮脂、汚れを洗い流すという目的があります。清潔を保ち、メイクのノリを良くするため、できるだけ洗顔料を使用した洗顔をするとよいでしょう。洗顔は丁寧に行わなければ、かえって肌に負担をかけてしまうことがあります。肌を健やかな状態に保つためにも、自分に合ったケアを取り入れたいですね。

BOTANISTのボタニカルフェイスウォッシュは、植物の構造に着想を得た、ボタニカルクッションタッチ処方を採用した洗顔料です。もっちりした弾力泡でしっかり洗顔できます。毛穴よりも細かい植物性繊維を含んだ濃密泡が肌の凸凹にフィットし、汚れを絡めとります。汚れや古い角質層によるくすみが気になるお肌や、ハリ不足が気になるお肌におすすめです。