BOTANIST Journal 植物と共に生きる。

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HOW TO 16

乾燥の気になる秋冬こそ、植物と寄り添う生活でツヤ肌ボディへ

クリスマスシーズンも目前。素敵なドレスを着こなすのに、デコルテや手足の先まで全身ピカピカに磨いておきたい。乾燥に負けないつるすべのボディのために、毎日の暮らしの中で植物の恵みをもっと知って感じて、そのパワーを味方につけましょう。

植物のパワーを知るということ

11月半ばになると気温も湿度もぐっと下がって、肌も乾燥が加速します。お手入れをアップデートする必要を文字どおり肌で感じて、化粧品売場では毎年この時期、より保湿力の高い化粧品を求める人がとても多くなります。 顔の保湿は万全でも、厚着になる秋冬、ボディはつい後回しになりがち。気が付くと脚や腕はかさかさ粉をふいたよう、膝や肘が黒ずんでいる、なんてことも、年末のイベントシーズンを前に、いざおしゃれをしたいのに肌を出せない、なんて慌てないためにもボディの保湿ケアも今から怠りなくしたいもの。

けれど、保湿クリームを塗るだけでは、輝くようなボディは、一朝一夕では叶いません。そこで提案したいのは、植物のパワーを知り、身近に感じながら暮らすライフスタイル。 緑豊かな自然の中にいるとストレスから開放され、花々の姿や香りは、気分を明るく幸せにしてくれることを、私たちは皆知っています。 化粧品も、植物成分配合ならばナチュラルな肌のイメージ。でもそれは、ふんわり感じるようなイメージではけしてありません。人間はるか昔から植物の成分を薬として利用してきました。最先端の医療や美容にも様々な植物の成分が生かされ、絶え間なく研究が続いています。それ以前に私たちは多くの植物を食べて生きています。 植物は、実際とても”力強い“のです。

植物成分配合の意味 なぜ植物成分由来の化粧品がよいのか、なぜ植物を身近に感じて暮らすことが肌をキレイにしてくれるのか、植物のことを少し深く知り、考えてみるとよくわかってくるかも知れません。 知っているようで知らなかった、実は私たちのすぐそばにある植物のパワーをいくつか紹介しましょう。 また、化粧品の成分表でもよく目にする甘草(マメ科の薬用植物)の主要成分カンゾウエキスは、ニキビや肌荒れ予防、色素沈着を抑制するなどの目的で、食品にも幅広く使われています。 希少なダマスクローズのエキスは、2600本のバラからわずか1ccしか抽出できません。芳しい香りを持ち、ポリフェノールやビタミンCを豊富に含み、保湿やエイジングなど様々な美への働きかけをします。 乾燥の激しいアフリカの大地に自生するシアの実から作られるシアバターは、植物の「保湿の王様」成分として有名。ハンドクリームやボディケア、ヘアケアにもオールマイティです。 これらは、スキンケア化粧品をはじめ、身近な植物成分のほんの1例ですが、それぞれが、厳しい環境に耐えて生きるために植物が自ら進化して作り出した成分なのです。

観葉植物は空気を浄化する あなたのお部屋には観葉植物がありますか?  ひと鉢のグリーンでさえ、インテリアや気分も明るく落ち着かせてくれますが、それだけでなく観葉植物には、空気清浄作用があることが知られています。 ハウスシック症候群の原因物質、排気ガスやワックスやクリーナーに含まれる有害な物質は、日常生活の中に数多くありアレルギーや肌荒れを起こす危険もあります。目に見えないそんな有害物質を除去してくれるのが、ポトスやアンスリウム、ドラセナ、イングリッシュアイビー、サンセベリア、デイジーなど。わりとありふれた観葉植物たちです。 NASA(米宇宙開発局)によるクリーンエアの研究で、空気を清浄にする観葉植物18種が発表されたことが少し前にメディアでも話題になりました。 乾燥や大気汚染など外的ストレスは美肌の大敵。優しいグリーンのあるキレイな空気のお部屋で暮らす日々は、肌のコンディションもよくしてくれるはずです。 他にも、私たちは皆、肌によいとされるハーブティや、様々な花や植物の香りを調合したフレグランスを楽しんだりしていますよね。お部屋にある観葉植物の名前や産地、化粧品のラベルに記載してある植物成分をチェックして、それらの植物について図鑑を紐解いてみるのも楽しいかも。植物をもっと身近に感じるだけでなく、植物成分にこだわった化粧品をよりポジティブに選び、自分に合うお手入れを知ることにもきっと役立つはずです。

インバス&アウトバスの毎日のお手入れ

植物のパワーや優しさを知り、いつも身近に感じて、健やかで美しい肌を育むこと。それは毎日使うボディケア化粧品を植物成分配合にこだわってチョイスすることにも自然につながるでしょう。 ここからは、あなたに寄り添うボディケアアイテムで、この秋冬、極上のボディ肌を叶えるお手入れのポイントをまとめました。

入浴〜まず洗い方から見直して 寒い季節、ベッドに入って体が温まるとお腹まわりや脚のすねなどがかゆくて眠れないことはありませんか? これは肌が乾燥している証拠です。ついかいてしまうとキズになってなかなか消えないもの。そんなトラブルを防ぐためには、まず体の洗い方から気をつけて。 洗浄剤は、肌を刺激せず、汚れだけを取り去ってうるおいを奪わないタイプを選びましょう。ゴシゴシと強い力で洗うのもNG。体も顔と同じように手の平でなでるように洗い、すすぐことで、充分きれいになります。手の届かない背中は、毛足の柔らかいボディブラシを使って優しく洗います。

気になるパーツは週1〜2回の角質ケアを いつもピカピカに磨いておきたいのに、すぐにカサカサしてしまう脚や腕。そしてかさつくだけでなく黒ずみも気になる肘や膝、かかとは、週1〜2回のスクラブがおすすめです。 入浴時、肌が柔らかくなった状態でスクラブ剤をつけて優しくマッサージ。余分な角質を落として新陳代謝を促し、色素沈着を改善します。 スクラブ剤も粒の細かく肌あたりの柔らかな刺激にならないものを選びましょう。かさつきがひどくあかぎれのようになっているときはさけて、また強くこすらないように注意して。

ボタニカルボディーソープ(ディープモイスト) ボタニカルシュガー&バタースクラブ

こまめに良質の保湿ケアを そして、お風呂上がりはとにかく素早く保湿をすることが何より肝心です。体が乾いてしまわないタイミングで全身になじませるには、のびのよいボディミルクが最適。首やデコルテはリンパを流すように軽くマッサージをしながら使うとより効果的です。 特に乾燥が気になる部分やスクラブケアをしたパーツは、油分の多いボディバターでうるおいを逃さないように。

ボディケア化粧品は香りにもこだわって選びたいもの。深い深呼吸をして、植物のエッセンシャルオイルの香りと心地よいテクスチャーを楽しむボディケアタイムは、植物の恵を感じる至福のひととき。 そんな時間が、ボディの肌に磨きをかけて、全身なめらかな美しい肌は、自分を愛おしく思う気持ちにもつながります。

ボディーミルク(モイスト)

まとめ

植物の力強さや優しさを知れば、植物成分にこだわったボディケアがなぜ肌を健やかに美しく導いてくれるのかがより明確に感じられます。この秋冬はもちろん、これからもずっと、自信の持てるボディの肌のために、ぜひ植物コンシャスな暮らしを実践してみてはいかがでしょう。