BOTANIST Journal 植物と共に生きる。

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PEOPLE 13

常に新しい自分にめぐり会える生活リズム

BOTANISTのリニューアルテーマ「一歩踏み出す、自然とかわる」を表現するムービーに登場したモデル・SONYAさん。モデル活動の傍ら、貪欲的にインディペンデントなプロジェクトを行う彼女に、「新しい自分を見つけるための行動」について伺いました。

大阪の緑豊かな環境で育ち、3年前まで看護師とモデルという二足のわらじで活動していたSONYAさん。2019年より東京に拠点を移し、モードからカジュアルまで幅広いジャンルでモデルとして本格的に活動しはじめました。そして友達であり、同じモデルとして活動する中島沙希さんとともにエシカルライフに取り組む「EF.(イフ)」というプロジェクトもスタート。プロジェクトでは、「もしも自分の選択が少しでも未来をよくするのなら」というコンセプトのもと、Instagramでのエコアイテムの紹介や実際に売上の一部を環境保全団体「WWF」へ寄付する形でエコアイテムの販売も行なっています。

新しい自分を見つけるためのマイルール

常に自ら新しい活動に貪欲に取り組むSONYAさんにとって「新しい自分を見つける」には、「時間や空間に『余裕をもつ』」というマイルールが大切だと言います。

「2018年の大阪北部地震で被災したことをきっかけに、そのルールを持つようになりました。以前はスケジュールや空間すべてにおいて、いつも余裕のない生活をしていたんです。でも被災で180度生活が変わり、過剰なモノを手放す代わりに大切なモノに気づけて、時間に余裕を持つことで自分に向き合い、人に耳を貸すことで以前よりはるかに生活も心も満たされていくことを実感しました」。

そうして心身ともに豊かさを感じることで実際に出会った新しい自分が、まさに東京進出したこと。そこからモデル、EF.の活動まで広がった。「自分がいつでも新たな試みができるように、適度な余白を持って生活するようにこれからも心がけていきたいです」。
PROFILE

SONYA / モデル

モデルとして活動するほか、Eco Friendly の略称として「EF.(イフ)」というプロジェクトも行う。「もしも自分の選択が少しでも未来をよくするのなら」をコンセプトに掲げ、インスタグラムでエコアイテムを紹介している。