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SKINCARE 14

毛穴汚れをやさしく落とす おすすめの洗顔方法と洗顔アイテムの選び方

毛穴が開いたり、ゆるんだり、黒ずみができたりと、毛穴の悩みはさまざま。毛穴のお手入れがうまくいっていないと感じたときには、毛穴ケアの基本である洗顔を見直してみませんか。大切なのは、正しい洗顔方法や肌悩みに合った洗顔料を知ること。効果的な洗顔を生活に取り入れて、肌をアップデートさせていきましょう。

毛穴が目立って見える原因は?

洗顔は、毛穴をきれいに保つために欠かせない基本のお手入れです。
洗顔を効果的に行うためにも、まずは毛穴が目立ってしまう原因を知っておきましょう。

毛穴の悩みを招く蓄積した毛穴汚れ

皮脂や角質は、毛穴の開きや詰まりといった毛穴の悩みを引き起こす一方で、肌に水分を蓄え、刺激から守ります。毛穴トラブルが起こるのは、皮脂が過剰に分泌されたり、古い角質がスムーズに排出されなかったりするときです。余分な皮脂や角質、汚れが蓄積されていくことで、毛穴トラブルが発生しやすくなります。

生活習慣の乱れや乾燥などによって皮脂が過剰に分泌されるようになると、毛穴が広がって目立つ「開き毛穴」になることも。
洗顔で取りきれなかった過剰な皮脂や古い角質が蓄積すると、やがては角栓となって毛穴の詰まりを招きます。角栓の酸化が進めば、毛穴が黒ずんでさらに目立つ結果となることも。
余分な皮脂や古い角質、角栓、メイクなどの汚れを放置することが、さまざまな毛穴悩みを招く原因となるのです。 毛穴悩みの種類について詳しくは、「毛穴ケアでなめらかな肌へ~毛穴の主な悩み別対策と肌を育む習慣とは」をご確認ください。

毛穴の汚れからニキビなどのトラブルも

毛穴の汚れは、毛穴に関する悩み以外にも、肌トラブルも起こす原因になります。例えば、ニキビ。
ニキビは、皮脂が過剰に分泌し、角栓が詰まった毛穴にアクネ菌が繁殖することで発生します。
しかし、不要な皮脂や角栓を落とそうとして過度な洗顔をしていると、肌の乾燥を招いてしまうこともあります。

また、角栓を放置すると、肌がくすんで見えたり、ごわつきやざらざらの原因になったりすることも。
大切なのは、肌表面に残る汚れをその日のうちにしっかりと落とすこと。洗顔を効果的な方法で行うことが、毛穴トラブルの少ないきれいな肌を保つことにつながります。

毛穴をきれいに保つ洗顔方法

顔を洗う女性

毛穴汚れによるトラブルを防ぐには、洗顔で肌を清潔に保ちながら、健やかな肌に必要な水分や皮脂を守ることが重要です。
適切な洗顔回数は、朝と晩の1日2回程度。洗顔のしすぎにも注意してくださいね。

続いて、正しい洗顔方法をステップごとに見てみましょう。

STEP1

予洗いで表面の汚れを落とす

洗顔料を使用する前に、まずは予洗いとして、顔についた汗やホコリなどの汚れをぬるま湯で落とします。
このときに注意したいのは、ぬるま湯の温度です。適温は32~36度程度といわれています。熱すぎたり冷たすぎたりせず、体温より少し低いくらいの温度で予洗いすることが大切だと覚えておいてくださいね。

STEP2

キメの細かい泡をつくる

肌の汚れは泡で落とすのが理想的です。キメの細かい泡がクッションとなり、肌への摩擦を軽減します。
十分に泡立てた濃密な泡での洗顔は、肌への負担が少ないだけでなく、毛穴に入った汚れを落としやすくしてくれます。

洗顔に適したキメの細かい泡をつくる方法

粗い泡立ちにならないように、キメの細かい泡をつくる手順も確認しておきましょう。
泡立ての準備として、最初に手の表面についた汚れを洗い流し、手に残った水気を軽くふき取ります。

その後、器のように軽く丸めた手に適量の洗顔料をとり、水分を少量ずつ含ませながら、空気を取り込むように泡立てるのがポイントです。必要な泡の量は、手のひら大が目安。うまく泡立たないときは、泡立てネットを活用するとよいでしょう。

STEP3

毛穴汚れを泡で優しくオフ

きれいな泡ができたら、泡を顔に乗せていきます。このとき、肌への負担を減らすためにも、くるくると優しく回すようになじませましょう。
ゴシゴシとこすらずに、ふんわりと優しくなじませるのがコツです。ただし、時間をかけすぎると必要な皮脂まで取り去ってしまうので、丁寧かつ、手早く済ませましょう。

洗う順番は、皮脂が多く分泌されやすいTゾーンや毛穴汚れが気になる部分から。続けて、フェイスラインやUゾーンに泡をすべらせます。皮脂量が少ないほおや、皮膚が薄い口元、目元はこすらずに、さっと洗うだけにとどめます。

STEP4

ぬるま湯でしっかり泡を落とす

洗顔の目的は、肌の汚れをしっかりと落とすことにあります。泡で汚れを浮かせたら、丁寧に洗い流しましょう。
すすぎのときも、予洗いと同じ32~36度くらいのぬるま湯を使います。熱いお湯を使うと皮脂が失われすぎて乾燥を招きやすくなります。特にお風呂で洗顔をするときには、お湯の温度を調整してくださいね。

最後は、生え際に残った泡がきれいに落とせているかを確認します。泡や汚れが残っていると、毛穴の詰まりやニキビ、肌荒れなどのトラブルにつながるので注意しましょう。

STEP5

清潔で柔らかなタオルでふき取る

洗い終わったら、柔らかく清潔なタオルで水分をふき取ります。このとき、ゴシゴシと顔をこするようにふいてはいけません。
肌に摩擦をかけないように、タオルを肌に軽くあてながら水分を取り除くのが、タオルドライのポイントです。
肌表面に少し水気が残り、潤いがある程度がちょうどよい加減と心得ておきましょう。

肌悩みに合わせた洗顔アイテムの選び方

毛穴がきれいな肌へと導く毎日の洗顔は、肌に合った洗顔アイテムがあってこそ成り立ちます。毛穴の汚れが気になるときの洗顔アイテムは、どんな点に気をつけて選べばよいのでしょうか。

余分な皮脂や角栓などの汚れを落としたいときは乾燥対策にも配慮を

肌トラブルを招く原因となる余分な皮脂や古い角質、角栓などの汚れを落とすことは大切です。でも、洗顔料に洗浄力ばかりを求めると、必要な皮脂が失われてしまい、肌が乾燥しやすくなります。乾燥した肌を補うように、さらに皮脂が分泌してしまう事態にもなりかねません。

毛穴悩みがあるときは、汚れを洗い流せる洗浄力と同時に、潤いを守る働きのある洗顔料を選びましょう。
おすすめは、洗浄力のある石けん系洗顔料のなかで、保湿成分の入ったものです。洗顔後の乾燥に配慮した処方の洗顔料を選ぶことが、肌を守ることにもつながります。

植物由来の潤い洗顔で毛穴の汚れを落としてきれいな肌へ

毎日使う洗顔料には、毛穴の汚れをしっかりと落とせるだけでなく、肌への負担が考慮されたものを選ぶことが、きれいな肌を保つ秘訣です。

ボタニカルフェイスウォッシュ

こだわりの植物由来成分配合で毛穴汚れの目立たない
キメの整った透明感*1のある健やかな肌へ洗いあげます。

古くから美容への効果が期待されている植物“ティーツリー*2”を配合することで、
肌トラブル*3のもとを浄化ケア*4。さらに、シルクコットンパウダー*5配合のもっちりとした濃密泡が、
肌トラブルの原因になる毛穴汚れや余分な皮脂をやさしく吸着し、洗い流します。

肌タイプ別に厳選したボタニカル成分をブレンドし、
人によって異なる肌の油分量・水分量に合わせて「乾燥肌用」「混合肌用」「オイリー肌用」と
3種のフェイスウォッシュを展開。

*1 汚れが落ちキメの整った肌印象のこと
*2 ティーツリー葉油(整肌成分)
*3 角栓や汚れによる目立ち
*4 余分な皮脂や汚れを洗浄し除去すること
*5 セルロース(皮膚コンディショニング成分)。

正しい洗顔習慣で毛穴汚れが目立たない肌を手に入れよう

毎日の洗顔で大切なのは、必要な潤いを保持しながら、老廃物や汚れをその日のうちに落とすことです。
毛穴の汚れが目立ってきたら、洗顔方法や洗顔アイテムを見直してみましょう。効果的な洗顔を行うことが、毛穴の悩みやトラブルの少ない肌への第一歩となるかもしれません。自分に合った洗顔アイテムで、きれいな肌へのステップアップを目指しましょう。

BOTANIST おすすめの洗顔方法 – HOW TO USE FACE WASH