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LIFESTYLE 15

「世紀の植物」と謳い称されるアガベの驚異の生命力。

奇抜なデザインの観葉植物としても人気の多肉植物、アガベ。 砂漠で100年生きるといわれた驚きの生命力と先人たちの知恵をお届けします。

アガベの生態

アガベは、リュウゼツラン(竜舌蘭)属に属し、色や形、大きさも様々な300 種類以上が知られています。メキシコを中心に北米南部から中南米に広く自生し、栽培も盛んに行われています。
放射状や螺旋状に並ぶ、先が鋭く尖った肉厚の葉の縁にはのこぎり状のトゲがあり、見た目もアートのような奇抜なデザイン。もともと寒暖差と乾燥の激しい砂漠地帯に自生するだけあって、暑さにはもちろん寒さにも強い頑健な植物です。

100年に一度ともいわれるアガベの花

アガベは、長い年月をかけて成長し、花を咲かせるまで数十年かかる品種もあります。生涯に1度だけ花を咲かせたら枯れてしまう1回結実性植物。昔は100年の寿命があると考えられていて、”Century Plant(センチュリープラント)”という呼び名もあるほどです。
たとえば、日本でもよく見られるアオノリュウゼツランは、30〜50年に1度開花します。江戸時代に日本に渡来したといわれていて、葉は5mにも成長し、開花が近づく数ヶ月前から花茎が急にするすると伸びて、10mにも及ぶことがあります。その先端に何百、何千という淡い黄緑色の筒型の花を咲かせ、そして株ごと枯れて生涯を終えます。
高貴な貴婦人という花言葉を持つその花に出会えたならば、幸運なことといえるでしょう。

先史時代から人の生活に深く関わってきたアガベ

アガベは、先史時代から、人々の生活と深く関わってきました。 花は食用として、葉は強い繊維を持つので糸にして布や縄を織り、茅葺きのように屋根の材料にもしました。葉先のトゲは針として使われました。
メキシコの古代遺跡からは、アガベを豊穣の神として崇め、儀式に欠かせない飲み物を作っていた証や、アガベを切ったり汁を抽出するための黒曜石のナイフやスプーンも発見されています。
アガベから作ったお酒を飲むと特別な力が宿ると信じていた先住民は、マゲイという品種から作ったお酒を飲んでいたそう。マゲイで作った発酵酒プルケは、紀元2〜3世紀にはすでに飲まれていました。
それがテキーラのルーツといわれています。

参照:ジャパンナレッジ(リュウゼツラン)
https://japanknowledge.com/contents/nipponica/sample_koumoku.html?entryid=1035

雨も降らない乾いた砂漠で、水分をしっかり蓄えるアガベ

何ヶ月も一滴の雨も降らない乾いた砂漠でも、水分と栄養分をしっかり蓄えて成長するアガベからは、化粧品に用いられる保湿成分を得ることもできます。保水力があり水分蒸発を防ぐ役割が知られ、肌や髪のうるおいをキープします。

開花期のアガベは、花茎に大量の糖分を含むため甘味料としてもずっと重用されました。 アガベシロップは、様々な食品や料理に使われていますが、最近はスーパーフードとして注目が高まっています。
アガベシロップは、果糖が多く砂糖より甘みが強いのに、クセがなく爽やかな味わい。水溶性食物繊維であるイヌリンを含みます。アガベイヌリンは、カルシウムやミネラルの摂取をサポートしたり、整腸作用があることもわかっていて、ビーガンやマクロビオティックフードとも相性のよいヘルシーフードとしても優秀です。

この夏の特別なボタニスト
アガベで夏の日差しで受けたダメージ※1をケアして潤いの夏髪へ

生命力にあふれ、強い陽射しや乾いた空気にさらされながらも、たっぷりと水分や栄養を蓄えているアガベ。その自然の恵みを生かして、夏の髪ダメージをケアし、ひんやりとフレッシュに潤すリフレッシュシリーズが発売されます。

アガベエキスと、ペパーミント、チャ葉、アセロラなどのエキスを含むリフレッシュコンプレックス配合※2。キューティクルや頭皮のコンディションを整え潤いと艶のある髪へケア。メントールの清涼感と、みずみずしいWフレグランスを楽しみながら夏を涼やかに。
※1 紫外線による乾燥ダメージ ※2 アガベ(加水分解テキラリュウゼツ茎エキス)、ペパーミント(セイヨウハッカ葉エキス)、茶葉(チャ葉エキス)、アセロラ(アセロラ果実エキス)、グレープフルーツ(グレープフルーツ果実エキス)、シアバター(シア脂) ※すべて保湿成分 ※シア脂はシャンプーには含まれません

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